2007年12月16日
顎関節症
顎関節症で高崎から来院した患者様に紹介者をお聞きしましたら、ネットで調べてホームページを見てこられたそうです。インターネットによる情報化社会が確実に患者様の「自己決定医療」を促進しています。現代は、患者様が自分に合った医療を選ぶ時代です。
以前は医療法により広告宣伝が規制されてきましたので、近隣の口コミ以外に各医療機関の情報はありませんでした。現在はインターネットにより情報が広域化していますので、患者様はいくつかの医療機関から自分に合った医療機関を選ぶことが可能です。
インターネットが存在しなければ、高崎の患者様と森嶋歯科医院の出会いはなく、顎関節症は癒されませんでした。そのことを考えますとインターネットの口コミは、困っている患者様にとって朗報といえます。
2007年12月14日
ブロッキング現象
ブロッキング現象とは、医療者が患者様の御話を聞こうとする時に、しばしば自分自身の頭で心のなかにそれを邪魔するものが生じてくるため、話のポイントが捉えられないことがあります。それをブロッキング現象といいます。
インプラントンの専門医の私は、特に患者様にインプラントの説明をする時に、専門医の意識が心をブロッキングして、患者様のお話が聞けないことのないように注意しています。インプラントの説明をする時は、患者様が必要とする情報をお伝えするべきであり、自己アピールは慎むべきだと思います。
医療者として患者様の話をよくお聞きすることの大切は充分に理解していますが、慢心することなく日々患者様の声に耳を傾ける診療を行いたいものです。
2007年12月13日
クリック音
口を開ける時に顎がガクガク音をたてることを「クリック音」といいます。顎関節症の特徴の一つですが、顎関節症のすべての患者様に出るものではありません。顎関節が痛んだ場合に音が出てきます。悪化しますと顎関節に痛みが生じて口が開けづらくなったりします。
顎関節に痛みが出る前にクリック音の症状の段階で噛み合せのバランスをとりますと、関節の状態が改善されクリック音が小さくなってきます。クリック音が消えなくても、噛み合せのバランスをとりますと音は大きくなりません。
顎関節症は、出来る限り軽症のうちに噛み合せのバランスをとりますと治ります。
2007年12月11日
ブラッシング(お口の手入れ)
森嶋歯科医院では、歯の磨き方を患者様に教える時、私が25年間やっているやり方をお話しています。
究極のブラッシング方法は「時間をかける」ことです。どんなやり方でも2.3分では綺麗になりません。やはり10分は必要です。
でも、この忙しい現代社会で、歯磨き粉をつけて洗面台の前で10分間立つことは不可能です。
森嶋式究極のブラッシング方法とは、歯磨き粉をつけないで、テレビを見たり、ネットを観たり、お風呂に入っている時に時間をかけて磨くことです。やり方はバス法です。歯肉も舌も綺麗にします。
2007年12月 8日
「自己決定」医療
森嶋歯科医院で行っている
「自己決定」医療とは、患者様が受けたい治療を自分で選べる治療です。今は患者様がいろいろな治療の説明を受けて、その中から自分に合った治療を選ぶ時代だと思います。
過去の「おまかせ」医療の時代は、医療者が治療方針を権威者(=専門家)として決めていましたが、現代は医療者(専門家)は患者様(素人)がどのように決まるかを援助するサポーターであるべきです。「こうしなさい。」などと命令すべきではありません。ましてや「こうしなければ、ひどいことになりますよ。」などの発言は、絶対にしてはなりません。
医療界の中で歯科が最初に「自己決定」医療を始めたと言われています。他科に先駆けて「自己決定」医療を始めましたが、歯科ではますます患者様に満足していただけるように努力なければならないと思います。