大田区 上池台 歯科 歯医者 森嶋歯科医院

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東京都大田区森嶋歯科のブログ

2026年5月の記事一覧

2026年5月29日
【院長ブログ】反面教師

こんにちは、森嶋歯科医院・森嶋美夫です。

 42年前、卒後2年でまだ歯科医師として未熟な私は、教授命令で高知県の某歯科診療所に3ヶ月間派遣されました。そこの先生が入院されるため留守を預かれとのことでした。今思い返しても無謀で無茶な話ですが、あの当時はとにかく少しでも助けになればとの思いで位出向きました。到着しますと、そこの先生は卒後5年以上の医局員が派遣されると思っていたようですが、私のような何もできない者がくるとは思っていなかったようでした。(後で知りましたが、卒後4年の先輩が急遽断ったそうです。)

 その先生は数日で入院され、後には1日30〜40名の患者様の診療が託されました。出来るわけがありません。なんとかしようとしますが、無理でした。今は当たり前どころか、30年ぐらい前は1日80名ぐらいの診療をした経験があります。熟練していなくとも、持ち前の体力と集中力で10時間以上の診療を平気でこなしていました。診療スタイルは工藤忠男先生を基礎として、西山大介先生を模倣しました。ところが四国の先生のスタイルは、工藤先生とは真逆でした。権威盲従的医業中心主義と相互理解・尊重・信頼の診療中心主義の対立です。四国のスタッフは某院長のスタイルを鵜呑みにしていましたので、私の診療スタイルに疑問を持ち、私自体の技術が未熟であるせいもあり私に不信感を持ちました。

 惨憺たる3ヶ月が過ぎ、私は退院した院長から罵詈雑言を浴びせられ四国を後にしました。失意の私を工藤先生・西山先生は、よく彼の地の状態を把握していて暖かく迎え入れて下さいました。四国での過酷で激烈な診療体験が、反面教師として今の森嶋歯科医院を支えています。治療技術が未熟な時には見えないものも、今となってはよく見え相手の下劣さが分析できます。

 試練が成長を促します。あの時の試練を片時も忘れてはいません。明日を切り開く原動力になります。「あなたがたの掘り出された穴とを思い見よ。」イザヤ書51章1節

2026年5月28日
【院長ブログ】歯科医師として全盛期は?

こんにちは、森嶋歯科医院・森嶋美夫です。

 歯科医師になってから44年経ちますが、腕が良いのは今です。つまり歯科医師としての全盛期は今です。経験値が違います。熟練度が増した分、治療自体がエコで無駄がありません。余計なことをしません。再治療や治療の修正はほとんどありません。高品質の材料・精密な技工物・熟練したスタップに支えられて安心・安全・確実な診療が可能になっています。60代になり無理が効かない分、診療システムを単純化して力技の診療はしません。心身ともに無理な診療体制は長続きしません。楽をしようというよりは、無理なく一生涯を歯科医師として生きようと思っています。奉仕し続けた過去に悔いは無く、今後もそうあるつもりです。

2026年5月26日
【院長ブログ】口腔内は過去の病歴蓄積

こんにちは、森嶋歯科医院・森嶋美夫です。

口腔内の現状は、過去の病歴の蓄積の記録です。歯肉などの軟組織は再生しますが、歯などの硬組織は再生しませんので、病気の痕跡が残ります。

永久歯は失われると再生はありません。(自家移植等はありますが、再生ではありません。)顎骨の再生はある条件では可能ですが、限定されています。つまり口腔疾患は硬組織の現状から過去が分かり未来を予測できるのです。未来を予測できる予防しやすい病気と考えています。遺伝的体質はありますが、生活習慣を改善することにより発症を抑えることは可能です。私の経験では日本人の2割は、遺伝的に発症しにくく、2割は発症しやすと思われます。残り6割が予防を心掛ければ8割は90歳まで自分の歯で楽しく食べられます。口腔3大疾患のうちの虫歯と歯周病が自己コントロール出来るのですから、後10年で治療中心の医療から予防中心の医療に変わっていくでしょう。私の世代は治療中心医療の最後の世代と思われてまりません。

2026年5月23日
【院長ブログ】当院で矯正歯科を行わない理由

こんにちは、森嶋歯科医院・森嶋美夫です。

当院で矯正歯科を行わずに、矯正治療は専門医に紹介しています。

 理由は、矯正歯科治療を行うには高度な知識と熟練した技術が必要で、長期の専門的学習と訓練を経て診療するべきだと考えています。一般開業医が片手間に行うものではありません。また、勤務医として専門医が行なっている歯科医院もありますが、自費長期診療の責任観点から疑問がありやはり矯正治療専門歯科医院で行うものであると思います。同じようにインプラント治療・口腔外科処置・歯周病・歯内療法に関しても難易度が高いものは、私は専門医ではありませんので紹介しています。

2026年5月22日
【院長ブログ】苦難が人間を成長させる??

こんにちは、森嶋歯科医院・森嶋美夫です。

「苦難が人間を成長させる」という言葉がありますが、皆様はどう思われますか?そうです、「苦難を乗り越えて、それを糧に自己改良した人が成長する」のです。つまり苦難に直面した人の対処法が非常に大切で、その後の人生を左右します。ある人は正面から対決するでしょうし、ある人は逃避するでしょう。正解はありません。なぜなら最善の対処法は直面した時はわからないからです。結果が出てから分析するしかないのですが、同じ状況に将来直面しても最善の対処かどうかは分かりません。出来るだけ心身ともに備えるしかありません。

 私も人生から多くを学びました。それらに生かされて日々を生活しています。

 「蛇に如く賢く、鳩の如く柔和であれ」マタイ伝・10章16節   合掌

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