大田区 上池台 歯科 歯医者 森嶋歯科医院

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東京都大田区森嶋歯科のブログ

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2019年5月12日
【院長ブログ】私が、37年間コツコツ努力した医療

いま、やっと日本の歯科医療は変革期を迎えました。私が、37年間コツコツ努力した医療です。

それは、当分良ければ良い歯科医療、歯を抜くことを許容する歯科医療から、一生歯で困らない歯科医療、歯を残すための歯科医療への変革です。今までの歯科医療は、痛い、取れた、腫れた、噛めない!という訴えを下に来院され、それを一時的に噛める状態に解決していくというものでした。
そして、50歳を超えた頃には、何本も歯を抜くことになり、最後は入れ歯になっていきます。
欧米の80歳での平均残存歯数が、平均20本なのに対して、日本人は平均8本なのも、こういった原因によるものです。

これからの歯科医療は、歯をいかに残していくか、いかに一生涯困らないお口の状態を構築していくかを主眼においております。
誰しも、歯を抜きたくないし、将来的には入れ歯にはなりたくないと思っているはずです。
その目的を達成するために必要なものこそ、歯を残すための治療なのです。

2019年4月 4日
【院長ブログ】MI治療とは?

こんにちは、Dr.森嶋です。今回はMI治療に関して書きます。これは私が38年間行ってきた治療です。

MI治療とは、Minimum Interventionという英語の略で、日本語に訳すと「最小限の侵襲」ということになります。
つまり、歯を削らない治療、歯を残すための治療のことです。
今までの治療では、虫歯になってしまった歯を削り、詰め、神経をとって、かぶせて、抜いて、つないで被せて、それがダメになったら入れ歯という悪い流れに乗ってしまっていました。
そして、歯科医院で治療を行えば、行うほど、歯が抜けるという悪循環につながってしまうのです。

私は、38年前から歯科治療とは、いままでなら歯を大きく削っていたものをほとんど削らずに接着していく、両隣の歯を削ってブリッジにしていたものをインプラント治療で治していくことで歯を削ったり、神経をとったり、抜いたりすることを、極力抑えていくことにより、歯へのダメージを極力減らし、歯が喪失するのを防いでいくべきだと考えて実践してきました。

2019年3月 2日
【院長ブログ】歯の神経を取るって何?

こんにちは、Dr.森嶋です。

今回は、歯の神経を取ることに関して書きます。

一般的に言われる「歯の神経」とは、本当は神経だけではなく、血管や神経などの集まりで歯髄と呼ばれ歯への栄養供給や修復をになっている組織です。
虫歯になったら痛くなったり、冷たいものや熱いものがしみるのはこの歯髄のためです。根っこの先の狭い穴からしか血液供給がないため、1度細菌の攻撃にさらされてしまうと全て死滅してしまいます。
その場合、痛みを取り除いたり、細菌のこれ以上の体の内部への侵入を阻止するために神経を取ります。ただ、神経をとった歯は、寿命が短くなるため保存できる場合には極力保存した方が良いでしょう。

以上です。

参考になりましたか?

2019年2月 2日
【院長ブログ】どちらが丈夫?

こんにちは、Dr.森嶋です。

質問です。(全くむし歯になっていない歯)と(被せ物が入った歯)はどちらが丈夫だと思いますか?

もちろん全くむし歯になっていない歯のほうです。

金属を被せたからといって、虫歯になりづらくなった訳ではありません。
金属と歯の境目はより一層注意して磨かないとまた虫歯になってしまう可能性が高いのです。

歯科治療では、元通りにはならないのです!(極初期のむし歯は除く)
むし歯や歯周病の場合、早期発見、早期治療では遅いのです!

むし歯になりそうな場所を、そのまま放置しておくと近い将来その場所は高い確率で虫歯になってしまいます。

痛くはなくとも、この環境のままだと、高い確率で虫歯や歯周病になってしまいます。 ですから、その虫歯になりやすそうな環境を、むし歯になる前に改善してあげれば、無駄に虫歯にせずに済むのです。

特殊な薬で赤く染めると細菌の巣が見えてきます。歯と歯の間、歯と歯ぐきの間 に細菌の巣があります。このままだと高い確率でむし歯になってしまいます。

むし歯を見つけて早めに治すよりも、むし歯になりやすい環境を早期発見し、早期に予防してあげることが大切なのです。

その状態なら、虫歯や歯周病にはなりません!病気を未然に防ぐのが予防歯科です。

欧米では、予防歯科が普及しているため、80歳でも20本の歯が残っています。
日本では、相変わらず治療中心なため、80歳では7本程度です。
なぜちゃんと治療をしているのに、どんどんむし歯になってしまうのかの原因はここにあるのです。

残念ながら自分だけで磨いていると歯は徐々に悪くなってしまいます。
歯医者さんを上手く利用することが、自分の歯を守る第一歩なのです。

いまからでも遅くありません、予防を始めましょう!

2019年1月 5日
【院長ブログ】妊娠中・授乳中に気を付けたいこと。

あけましておめでとうございます、Dr.森嶋です。今年も宜しくお願い致します。

さて、健康な赤ちゃんを産み、赤ちゃんに丈夫な歯が生えるようにするためには、妊娠中のお母さんはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

規則正しくバランスの良い食事を心掛けましょう。

お腹の赤ちゃんは、母親の身体から必要な栄養素を受け取ります。ですから、母親自身が健康で暮らせるように、規則正しくバランスの取れた食事をとることが大切です。
また、この規則正しい食習慣は、生まれてくる子供の食習慣の形成にもつながります。

特定の食品の取り過ぎは、アレルギーの原因にも

妊娠中、牛乳や卵などを普段より多くとる方がいらっしゃいます。
しかし、特定の食材を多量に摂取することで、子供がアレルギーを持って生まれてくる危険性が高くなります。

妊娠中に歯が駄目になるって本当?

胎児が必要とするカルシウムが、直接歯から溶け出すということはありません。
しかし、妊娠中には歯が悪くなりやすい要因がいくつかあることはたしかです。意識して歯を健康に保つよう努めましょう。体調の良いときに歯の検診を受けておくのも良いでしょう。

つわりがもたらす、歯に悪いこと

· 食生活が不規則になる。

· 酸性の食品が増える。口の中が酸性になって、虫歯になりやすくなります。

· 吐いたものに含まれる胃酸が歯を溶かす。

· 歯ブラシを口の中に入れるだけで気持ち悪くなって歯磨きできない。

食べたらそのつど歯磨きをするのが理想ですが、難しい場合は水で口をすすいで、歯を清潔に保つようにしてください。
比較的気分の良い時間帯に丁寧に歯磨きをしましょう。歯ブラシを小さいものに変えると磨きやすくなることもあります。

· 女性ホルモンを好むPrevotera intermedia菌などの作用により歯肉が腫れやすくなります。

· 妊娠中は、抵抗力の低下などにより、細菌による智歯周囲炎にかかりやすいようです。
できれば妊娠前に歯周病やいたくなりそうな歯の治療は済ませておきましょう!お子さんの虫歯になりやすさにも影響します。

妊婦の注意点(薬の服用は医師にご確認ください)

· 抗生剤:セフェム系(安全性は確立されていない)

· 消炎鎮痛剤:アセトアミノフェン、塩基性 NSAIDs

· 前半3ヶ月:催奇形性 ビタミンAの過剰摂取注意

· 麻酔は大丈夫。

授乳婦(薬の服用は医師にご確認ください)

· 抗生剤:セフェム系
(安全性は確立されていない)

· 消炎鎮痛剤:アセトアミノフェン、塩基性NSAIDs
ロキソニン、アスピリンは禁忌

· 麻酔は大丈夫。

以上です。

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