2018年12月10日
【院長ブログ】親知らずって何?
こんにちは、Dr.森嶋です。
親知らずとは、20歳以降に生えてくる前から数えて8番目の歯です。親知らずがまっすぐ生えていて問題ない状態の人は1%もいません。
現代の人は顎が小さくなり、親知らずは生えてこないか、生えていても斜めになってかみ合っていない場合がほとんどです。
1番奥にあるため、最初に虫歯や歯周病になりやすく、手前の歯を巻き込んで悪くしてしまう場合もあります。
合理的に考えると抜いてしまった方が総合的に見て良いのですが、心情的には一時期の痛みを生じるため様子を見ましょうということもあります。
再生医療に役立てるという話もあるみたいなのですが、まだまだ先の話のようです。
2018年11月 5日
【院長ブログ】入れ歯治療の手順
こんにちは、Dr.森嶋です。
今回は、入れ歯治療の手順を書いてみます
1. カウンセリングと現状の把握の為の情報収集を行います。現在使用している義歯や、お持ちの義歯があればご一緒に確認致します。
2. 口腔内検査と虫歯や歯周病の確認と治療を行います。ぴったりと合った入れ歯を作る為には残っている歯や歯茎の状態を安定させないといけません。
3. 入れ歯の設計をケースに合わせて行います。
4. 入れ歯の製作開始。型を取ります。咬み合わせの高さを取ります。歯を並べてみて、実際に口腔内に入れて具合や見た目を確かめてみます。
5. 最終的な入れ歯の完成に合わせて必要な工程を進めます。ケースによっては、2度ほど入れ歯を作る場合もあります(治療用と完成品)。
以上です。
2018年9月 4日
【院長ブログ】知覚過敏って何?
こんにちは、Dr.森嶋です。
今回は知覚過敏のお話です。
虫歯でも歯はしみますが、すべてそうというわけではありません。
歯は力のストレスがかかるとしみるようになります。歯磨きのときに強く磨きすぎている場合、歯ぎしりや食いしばりなど噛み締める力が強すぎる場合など歯はしみるようになります。これが知覚過敏です。
放置しますと神経の処置までする必要が出てきますので、それぞれの場合に応じて治療する必要があります。
2018年8月 4日
【院長ブログ】歯を残すための治療の代表に、予防歯科があります。
予防歯科とは、虫歯菌、歯周病菌が、長時間同じところに停滞することを、歯科衛生士さんと共に防いでいくというものです。
虫歯菌も、歯周病菌も、そんなに強い細菌ではないので、長時間の停滞を許さなければ、そんなに怖くはないものなのです。
実験的にみても、普段は自分で予防を行って、あとは3ヶ月に1度くらい歯科衛生士さんのプロフェッショナルなクリーニングを受ければ、細菌の停滞を防ぎ、虫歯や歯周病を予防できます。
そんなに難しい話ではないのです。
髪の毛を切りに美容院にいく感覚で、歯科医院にて歯を磨いてもらうのです。
髪は放っておいても伸びます。歯は一度生えたら一生増えません。
どちらを大切にした方が良いのでしょうか?