【院長ブログ】口腔内は過去の病歴蓄積
こんにちは、森嶋歯科医院・森嶋美夫です。
口腔内の現状は、過去の病歴の蓄積の記録です。歯肉などの軟組織は再生しますが、歯などの硬組織は再生しませんので、病気の痕跡が残ります。
永久歯は失われると再生はありません。(自家移植等はありますが、再生ではありません。)顎骨の再生はある条件では可能ですが、限定されています。つまり口腔疾患は硬組織の現状から過去が分かり未来を予測できるのです。未来を予測できる予防しやすい病気と考えています。遺伝的体質はありますが、生活習慣を改善することにより発症を抑えることは可能です。私の経験では日本人の2割は、遺伝的に発症しにくく、2割は発症しやすと思われます。残り6割が予防を心掛ければ8割は90歳まで自分の歯で楽しく食べられます。口腔3大疾患のうちの虫歯と歯周病が自己コントロール出来るのですから、後10年で治療中心の医療から予防中心の医療に変わっていくでしょう。私の世代は治療中心医療の最後の世代と思われてまりません。


