【院長ブログ】口腔内細菌の話
口腔内の細菌のタイプにより虫歯になりやすかったり、歯周病になりやすかったりします。100人中40人は虫歯タイプで、残りの60人は歯周病タイプだと言われています。
虫歯タイプの人は、小さいころから虫歯が多く、大人になると神経がない歯が多くなり、ほとんど被せ物になっていたりするのですが、骨の吸収はあまり認められません。逆に、歯周病タイプの人は、あまり虫歯になった経験はなく、若いころは歯医者さんへ行った経験も少ないのですが、40代になったころから骨の吸収が顕著になり、歯茎が下がり、歯が動くようになり、グラグラになって抜かなければいけなくなってしまいます。
虫歯が若いころからないから安心できません。歯周病タイプの可能性がありますから、虫歯がなくても定期検診をすることが重要です。