【院長ブログ】治療のとき願うこと
歯や歯肉は年が経つにつれて痛んでいきます。でも老化現象を抑えて若さを保ち、一生涯、自分の歯で食事ができ、笑えたらどんなに幸せかと思います。患者様の御口の崩壊現象にブレ-キをかけることが、歯科医師の使命と思います。
「抜かず、削らず、入れ歯にしない!!!」をモットーに診療していますが、初診の患者様の御口を拝見する時に、あまりに痛んだ状態に愕然とすることがあります。
患者様が少しでも安らぐように願いながら、自分にできる範囲で最善の治療を心がけますが、人間の力には限界があります。若年時の治療行為の誤りが、老年時の口腔崩壊を引き起こします。ですから、可能なかぎり歯を損なわないような治療方針で診療しています。
今日も診療しますが、私の治療が少しでも患者様の歯を保つために役だてばいいんですが・・・。