【院長ブログ】切端咬合
こんにちは、Dr.森嶋です。
先日、噛み合せの一形態である切端咬合に関して、歯列矯正の必要があると言われたお子様が来院されました。
切端咬合とは、通常、上顎前歯が前に出て下顎前歯を被蓋している状態とは異なり、前歯の噛み切る端が上下で接している状態です。
私は、切端咬合の場合は強いて歯列矯正をする必要はないと思います。
理由は、切端咬合の場合でも奥歯で正常に噛めれば問題はありませんので、多額の費用と時間をかけて上顎前歯が前に出て下顎前歯を被蓋している状態にする理由はないと考えているからです。また、正面から見ても違和感を感じない方もいますので、強いて矯正をする必要はないと考えています。