【院長ブログ】燃えつき症候群
おたようございます、Dr.森嶋です。
今回は燃えつき症候群に関して書かせていただきます。
燃えつき症候群とは、持続的な職務上ストレスに起因する衰弱状態により、意欲喪失と情緒荒廃、疾病に対する抵抗力の低下、対人関係の親密さ減弱、人生に対する慢性的不満と悲観、職務上能率低下と職務怠慢をもたらす症候群のことです。
燃えつき症候群は、長期間にわたり人に援助する過程で、心的エネルギーがたえず過度に要求され枯渇して起こります。
ですから、燃えつき症候群にたいする積極的なメンタルヘルスは、心的エネルギーを高めることです。方法は多種・多様あります。私は行動科学の観点からいろいろ取り組んでいますが、その一部を述べてみますと、とにかく睡眠時間を確保します。そのためテレビは見ません。歯科診療が大好きですので仕事はストレスになりませんが、材料・器具はいいものを揃えて快適な診療をするようにしています。プラス思考の本や映画しか見ないようにしています。時間があるとストレッチングや呼吸法を行っています。・・・・・。
患者様から、以前の歯科医院では院長先生が乱暴な口調で従業員を叱っていたという御話をお聞きしました。大変残念なことです。いい雰囲気の職場作りも院長の責務です。医療環境が激しいのはわかりますが、そのことを理由に従業員や患者様に対する思いやりが無くなっていいわけではありません。歯科医院の雰囲気が悪くなりますと、従業員が燃えつき症候群に罹って職務上能率低下と職務怠慢をもたらしかねません。院長自らが率先して積極的にメンタルヘルスに取り組むべきだと思います。
森嶋歯科医院では診療の合間の時間があるとき、患者様に診療以外のことですが、積極的なメンタルヘルスに関してお話させて頂いています。私の行動科学の知識が、少しでも患者様のお役に立てることを願っています。