【院長ブログ】医の心
患者様が満足する「安らぎの歯科治療」を行うのに、患者様を全人的に対応することが大切だと思っています。全人的に対応するとは、患者様の歯ばかり診ないで肉体的・精神的・社会的存在として患者様に接することです。そのためには「医の心=医療者としての人格」の成長が必要です。
極度に産業化した社会においては、見える「経済」が尊くて、見えない「心」が疎かにされているように感じます。医療者も見える経済に囚われて医療技術の熟練ばかりに偏ると、患者様を人として把握することが出来なくなるおそれがあります。私は、そのことが医療の荒廃につながると懸念しています。
「医の心」の成長には、優れた人格との出会いが必要なのではないでしょうか。私も、優れた人格の先人達の良き精神的感化により、自分を向上させることができました。ですから私は、森嶋歯科医院で患者様を「心有る人」として診療できますますことを先人達に感謝しています。