大田区 上池台 歯科 歯医者 森嶋歯科医院

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2019年1月 5日
【院長ブログ】妊娠中・授乳中に気を付けたいこと。

あけましておめでとうございます、Dr.森嶋です。今年も宜しくお願い致します。

さて、健康な赤ちゃんを産み、赤ちゃんに丈夫な歯が生えるようにするためには、妊娠中のお母さんはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

規則正しくバランスの良い食事を心掛けましょう。

お腹の赤ちゃんは、母親の身体から必要な栄養素を受け取ります。ですから、母親自身が健康で暮らせるように、規則正しくバランスの取れた食事をとることが大切です。
また、この規則正しい食習慣は、生まれてくる子供の食習慣の形成にもつながります。

特定の食品の取り過ぎは、アレルギーの原因にも

妊娠中、牛乳や卵などを普段より多くとる方がいらっしゃいます。
しかし、特定の食材を多量に摂取することで、子供がアレルギーを持って生まれてくる危険性が高くなります。

妊娠中に歯が駄目になるって本当?

胎児が必要とするカルシウムが、直接歯から溶け出すということはありません。
しかし、妊娠中には歯が悪くなりやすい要因がいくつかあることはたしかです。意識して歯を健康に保つよう努めましょう。体調の良いときに歯の検診を受けておくのも良いでしょう。

つわりがもたらす、歯に悪いこと

· 食生活が不規則になる。

· 酸性の食品が増える。口の中が酸性になって、虫歯になりやすくなります。

· 吐いたものに含まれる胃酸が歯を溶かす。

· 歯ブラシを口の中に入れるだけで気持ち悪くなって歯磨きできない。

食べたらそのつど歯磨きをするのが理想ですが、難しい場合は水で口をすすいで、歯を清潔に保つようにしてください。
比較的気分の良い時間帯に丁寧に歯磨きをしましょう。歯ブラシを小さいものに変えると磨きやすくなることもあります。

· 女性ホルモンを好むPrevotera intermedia菌などの作用により歯肉が腫れやすくなります。

· 妊娠中は、抵抗力の低下などにより、細菌による智歯周囲炎にかかりやすいようです。
できれば妊娠前に歯周病やいたくなりそうな歯の治療は済ませておきましょう!お子さんの虫歯になりやすさにも影響します。

妊婦の注意点(薬の服用は医師にご確認ください)

· 抗生剤:セフェム系(安全性は確立されていない)

· 消炎鎮痛剤:アセトアミノフェン、塩基性 NSAIDs

· 前半3ヶ月:催奇形性 ビタミンAの過剰摂取注意

· 麻酔は大丈夫。

授乳婦(薬の服用は医師にご確認ください)

· 抗生剤:セフェム系
(安全性は確立されていない)

· 消炎鎮痛剤:アセトアミノフェン、塩基性NSAIDs
ロキソニン、アスピリンは禁忌

· 麻酔は大丈夫。

以上です。

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