(2)根っこの治療後の特徴
- 根の部分は菌が繁殖しやすい
お口の中にある菌は、多くが酸素を嫌います。歯の奥の根の部分は酸素がほとんどないため、菌が増えやすい状態になります。 - 菌に対する免疫がなくなる
神経を抜くため免疫が働かなくなり、治療をしても感染を起こしやすい状態になります。 - 再発しやすい
根管治療は歯をくり抜いて神経を取るため、菌が非常に弱くなります。
また、詰め物には抗菌性がないため、菌が繁殖するのを助けて感染しやすくなります。
そして、一度根管治療を行った菌の再治療は、さらに根の部分をくりぬく必要があるため難しくなります。
また、さらに歯を弱めてしまうことになり、最終的に抜く必要が出てきてしまうのです。